"ALIVIO" 〜 地元工務店で本気の家づくり〜

岐阜で暮らす共働き3人家族のマイホームづくり

2017年04月



【OOSHITA's BLOG】



話を家族用玄関の下足箱に戻します。
私たちがこの家で暮らし始めてからの話。



昨年の夏。
出来上がった家に私も嫁も大満足でしたが、嫁は時々、

「強いて言えば、下足箱は剥き出しじゃないほうがよかったかも...」

と口にすることがありました。




やはり、人に見られる棚じゃないとはいえ、なるべくスッキリさせておきたいのだと。


剥き出しだと埃がたまりやすいと友だちに聞いたし、


さらに、下足箱だから、やはり臭いも気になる。
主としてアナタの靴が臭う恐れがある、と...






私は靴なんてサッと出し入れできるに越したことはないと考えていたので、造作の(しかも家族用玄関の)下足箱はオープンな方がいいに決まっていると思っていました。
だからその下足箱に扉をつけるなんて、検討もしなかったのです。



でも、嫁に言われて考えました。

下足箱の埃掃除など考えもしなかった者として、そして最近メキメキ足が臭くなっている者として、嫁が日常的に下足箱を気にしなければならないとすれば責任を感じます。
その解消のために打てる手は打っておきたい。いや、打たせていただきたい。



でも完成した下足箱に今さら扉をつけるわけにもいかないから、せいぜい突っ張り棒のカーテンとかでカバーするしかないよね?



というわけで、考えた末、コレを付けました。



20170430130640.jpg



ロールスクリーン。



嫁に教えてもらって初めて知ったのですが、突っ張り棒の要領で取り付けられるロールスクリーンがあるんですね。
これなら、下足箱両側の壁と中央の仕切板に突っ張らせて取り付けられるんじゃない?ということになり、採寸をしてからとりあえず近所の大型家具店へ。




大はしゃぎで店内のカーテンに隠れまくる子どもを見つけまくりながらどうにか生地を決め、

後日届いた突っ張り棒のサイズが間違っていて返品し、

そしてようやく、思い通りのものが付きました。


BEFORE
20170430125736.jpg

AFTER
20170430125820.jpg


いかがでしょう?
スッキリ度という点では、ビフォーアフターでかなり違うのではないでしょうか。


普段から基本的には下ろした状態にしているので、埃だまりを防ぐ効果もあるはず。


防臭に関してどれほどの効果が出てるのかは私にはよく分かりませんが、きっと剥き出しよりはマシになってるんじゃないかと。




生地はピンキリだったので、キリに近い方から選びました。
家族用玄関の下足箱ですから、贅沢する必要は無し。色柄も目立たないものでOK。


20170430130001.jpg


上げ下げの方法は、チェーン式と引っ張り式があって迷いました。


カラカラとチェーンを回して上げ下げするチェーン式は、作りが単純で壊れにくいのがメリット。
上げ下げに多少時間がかかることと、長いチェーンの納め方、それから万が一チェーンが子どもの首に絡まるような事故が起きたら...というのがデメリットらしい。


引っ張り式は、一瞬で上げ下げできることと、チェーンが垂れていないスッキリ感がメリット。
スプリングを使うのでチェーン式より壊れやすいことと、今回のように高い位置に取り付ける場合、フックのついた棒をいちいち使って引っ張らないといけないのがデメリット。




迷いましたが、私たちはチェーン式を選択しました。

さっきの書き方だとデメリットのほうが多いように見えますが、上げ下げに時間がかかるといってもわずかなものだし、そもそもウチの場合、普段はほとんど上下させません。下げっぱなし。
チェーンは中段以上の棚板に乗せる形で収めておけばほとんど見えないし、事故も起こらない。

ですからそういった小さなデメリットよりも、故障が少ないという大きなメリットを採りました。

20170430130219.jpg


現在は、普段使わない靴などを上の方の棚へ、普段ばきの靴は下の方へ置いています。
そうすると、ロールスクリーンの上下動も最小限で済んで楽です。
ぶっちゃけ、わざわざ上下動させなくてもカーテンみたいにペラっとめくれば出し入れできますから、そうすることもあります。


また、靴以外にも子どもの上着や帽子、その他外出の際によく使うものを右下のほうに固めて置いているのですが、これらについては臭うわけでもなく、隠す意味もさほどありません。
ですから右側のロールスクリーンは、その高さまで常時開けてあります。
こういった高さの自由調整は、ロールスクリーンならでは。


20170430130248.jpg


・・・・・・・・・・・・・・・・・

数回にわたり、家族用玄関について、細かい話を長々としてきました。
長々と語っちゃうくらい使い勝手がよく、今では家族用玄関のない暮らしは想像できません。本当に作ってよかった。

強いて言えば、家族用玄関は割とスリムな作りになっているので、大きな荷物を抱えて出入りする時などは「もうちょっと間口がほしい」と思うこともあります。が、それは贅沢ってものでしょうね。



家族用玄関については、ここまで。
次回からは、玄関つながりで正面玄関の話題に入っていきます。




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脱線です。



週末、おうちLABO3周年記念「MEGA祭り」へ行ってきました。
今年も相当な賑わい。

昨年も書いた通り、うちの嫁は餅まきに命を賭けていますので、餅まきの時間に合わせてお邪魔しました。
今年は子供も餅やお菓子を拾えるかなぁと思い参加させてみましたが、まだちょっと早かった模様。
始まるやいなや、周りの熱に圧倒されて逃げ出してきました。


一方の嫁は、天から降ってくる餅をいたずらに空中で掬い取ることなく、しっかりと重心を落とした低い姿勢で、地上に落下した物の回収に特化していました。
そのプロフェッショナルな姿勢には、桐山さんも大いに唸っていました。





そして帰り際には、森田さんから1冊の本をいただきました。




コレ。

普通の書店でも売っているこの本、実はこのたび森住建が発行したものだそうです。
目を通してみたところ、タイトルの通り、家づくりを考え始めたばかりという人に向け、基本的な知識がさらりと得られるような内容になっていました。
「諸経費ってなに?」とかね。


工務店が発行した本ですから、主たる目的は当然販促にあるのでしょうが、さほどガツガツと自社呼び込みをする本ではありませんでした。

書店に300円持っていけば買えるというのは良いですね。
まだ特定の会社で話を聞く前の段階にある方、森住建以外で考えている方でも、気軽に入手できて参考にできるのではないでしょうか。





そして、メインと言っていいであろう、施工例のページ。

新築部門では、森住建がこれまで手がけた中からバラエティ豊かな10例が紹介されています。
中でもド頭を飾る最初の一軒は、印象の意味でも極めて大事。
書店でこの本を手に取った方が、この本を手元に置きたいと思うか、そのまま棚に戻すか。それは最初の一軒にかかっていると言っても過言ではありません。
ですからやはり、厳選に厳選を重ねた、めちゃくちゃかっこいい家が起用されていました。


20170424215643.jpg


そうです、私の家です(笑)
調子こいてスイマセン。


しかしこうして誌面で見ると、あらためて自分の家に惚れ直すのも事実。
手前味噌を承知で言わせていただくと、もともとのデザイン性の高さにプロカメラマンの腕も乗っかって、とにかく絵になります。
自分の家をそんなふうに思えるというのは、きっと幸せなことですね。



なお、この10軒の中には、私の心に刺さった例の「あの家」も含まれていました。
そりゃそうですよね、誰もが目を止めるあの家を載せない手はありません。表紙に使わなかったのが不思議なくらい。


また、このブログでは紹介していないものの、以前からとてもお洒落だと思っていたとんがり屋根のお宅も載っていて、興味深く読ませていただきました。
ちなみにそのとんがり屋根のお宅は、外部の建築家さんが設計し、森住建が施工した模様。
そういう仕事も受けてるんですね。


20170424215754.jpg


まだ全部を読んだわけではありませんが、家づくりの入門編として、役に立つ本だと思います。
うちの場合はモデルハウスの役割を与えられた家ですから、モデルハウス期間を終えた今でもこうして誌上で紹介され、新しい誰かの家づくりに良い影響を与えられるのならば、それは嬉しいことです。


また、自社で出版すること自体、いち地方工務店にとってはかなりのチャレンジのはず。
この本が読者にとっても工務店にとってもプラスになることを祈っています。




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図面の練り直しにより、少し位置を変えた下足箱。



その棚板の数は、当初の提案では4段でした。
下足箱というより、ある程度大きなものを入れることも想定した収納棚がイメージされていたんだと思います。


しかし!



うちの嫁が、4段で満足すると思うなよ。




「いっぱい入れたいので、なるべく無駄な空間ができないように、棚板を増やしてください」


桐山
「わかりました」


〜〜〜 翌週 〜〜〜


桐山
「1枚増やして5段にしました。
これでどうでしょうか?」



「...」


桐山
「足りませんね。」


〜〜〜 翌週 〜〜〜


桐山
「さらに増やして、6段にしておきました。」



「9段にしてください。」


桐山
「きゅ....!?」



「9段にしてください。」




こうして、わが家の下足箱には9枚の棚板が入ることになりました。
森田さん曰く、「今まででも最多クラスの段数じゃないかと思います」



嫁vs桐山さんの9段交渉は横で見ていて思わず笑ってしまいましたが、この9段、決してやりすぎではなかったです。


なにしろ下足箱は天井の高さまであるので、9段に分けても各20センチ以上。
高さのあるブーツなんて履かない私たちとしては、各段の高さはこれで充分なんです。
可動棚だから、必要に応じて高さを変えたり、板を外すこともできますしね。

見せる棚であれば、空いた空間もまた必要なのでしょうが、ここは家族用玄関の下足箱。
人に見せるものではありません。 
きれいにレイアウトした靴を毎日眺めて、今日はどれにしようかな〜なんてやるほどオシャレさんでもありません。
ならば、収納能力は高いほど良い。


というわけで、私たちは押し切る形でこの9段棚を実現させました。


20170417205236.jpg


結果は目論見どおり、靴やその他の物を大量に収納できています。
棚数が多いので、まだ余裕があるのが嬉しい。



上のほうの棚はそうそう使いませんが、普段使わないものを置きっぱなしにしておくにはもってこいのスペース。
どうせ高い位置はデッドスペースになりがちで勿体ないですからね、活用しないと。




ちなみに、棚板を傷めないよう、各段に滑り止めのクッションシートを敷き詰めてあります。これも嫁の案。
おかげで砂や泥も気になりません。






しかし、下足箱はまだ完成ではありませんでした。
暮らし始めて間もなく、嫁がさらなる改善案を持ってきたのです。




つづく




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わが家に提示された「2つの玄関」というプラン。


「玄関内を分ける」ことと、「玄関を2つ作る」こと。似て非なるものだと気付きました。


コストやスペースを考えると、一概にどちらが良いとは言えません。
しかし、幸いわが家は限られた予算と坪数の中で後者を提案していただけたので、あっさりとこちらに傾いていき、すぐにこのプランを快諾。


こうして、ツイン玄関の採用が決まりました。


20170413212315.jpg


さて、ここからは写真をまじえて、出来上がりや仕様の話に移りましょう。


2つある玄関のうち、まず家族用玄関からご紹介していきます。



20170413212448.jpg



ビルトインガレージ側からの絵です。
ひどい写真でスイマセン...。



写していませんが、ドアの外には脚立など大きな物を置いておけるガレージ収納を作りました。


家族用玄関はご覧の通り、飾り気は排してコストと実用性を重視しています。
インターホンも付けていません。


ただし死角になりがちな位置なので、防犯には気をつかい、防犯性能の高いドアや防犯カメラでディフェンスを固めています。


20170413212519.jpg


家族用玄関を開けて屋内に入ると、家族用の小さな土間。
小さいとは言っても、アパートの時よりはだいぶ広いです。



その脇の壁には、




容量大きめの下足箱を作ってもらいました。




この下足箱、当初は反対側の壁にありました。


20170413212817.jpg


この初期図面を見ていただけばわかる通り、家族用玄関から入ると右手の壁に棚が付いていました。
しかし私たちの希望を考慮した桐山さんたちが図面をこねくり回して下さり、この棚は反対側の壁へ。その周辺の形も少し変わりました。

その結果、



下足箱は左手に移動。
下足箱があった位置に和室へ通じる引き戸が付きました。
和室の独立性を下げる代わりに利便性を上げた形です。
私たちとしては、願ったり叶ったり。
現在、この和室は寝室としても使っているので、出入りを楽にしてもらって本当に良かったと思っています。 





つづく




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2つの玄関。

これは限定ALIVIO(つまりはわが家)の間取りの特徴のひとつです。
図面で説明しましょう。




これが、限定ALIVIOの玄関周りの大まかな作りです。(いろいろと変更をお願いする前の原案です)



図の中央が正面玄関。
手前にある玄関扉から入ります。
お客様を迎えるにはこの正面玄関を使います。
まさにわが家の顔です。


しかしそれとは別に、普段の私たち用に、もう一つのルートが確保されています。
それが、ビルトインガレージから直接出入りできる「家族用玄関」。
図面左上のビルトインガレージから入り、ホールで正面玄関と合流できるようにしてあります。



このように、和室を挟むようにして、お客様を迎え入れる正面玄関と、私たちが日常の出入りで使う家族用玄関があるんです。




打ち合わせ初期、玄関絡みで私たちが要望として挙げていたのは

「不要な靴はしまっておきたい。だから玄関収納がほしい」

ただそれだけでした。




それに対する桐山さんの答えが、

「限定ALIVIOには家族用玄関を作ります。
だから正面玄関はキレイに保てますよ!」

でした。





正直、その「家族用玄関」なる構想を聞かされても、私はいまいちピンときていませんでした。

玄関に仕切りを作って、家族はその奥で靴を脱ぐようにするんですね?
いろんなお宅で採用してるのを見たことがあります。
確かに良いですよね、アレ。
家族の靴が散らかってても、仕切りで隠せるし。


そう思っていました。




しかし、後に図面や模型を見ながらしっかりと説明を受け、ようやく桐山さんの言う「家族用玄関」を理解した私。


1枚の玄関ドアから出入りして、中で分ける...のではないようです。
玄関ドア自体が2ヶ所、それぞれ別の場所にあり、家族とお客さんが別の場所から出入りできるようになっている。
本当に2つの玄関があるんだと分かりました。





それを分かったうえで、まず最初に思ったのは

「ムダに贅沢なんじゃないすか?」




玄関を2つ作るってことは、単純に2倍ではないにせよ、スペースもコストも相応にかかるってことで...。


それって本当に必要か?


そう思いました。






でも確かに、メリットもあるよなぁ。


出入口が2つあるおかげで、状況に応じて好きな方から出入りできる。
出たい方向へ、まっすぐ出られる。
ウチの場合、家族用玄関ドアはビルトインガレージ内部につながるので、車を使うときは家族用玄関から、お客様への応対や郵便物の取り込みの際は正面玄関から出入りすれば、最短の動線で済む。


特にビルトインガレージに関しては、直通の通用口を作ることによって、一滴の雨も受けずに出入りすることが可能になるんですから、これはゼヒ欲しい!

てか、ビルトインガレージ内部にすんなり行けないとすれば、それはやっぱり不便でしょう。
直通で行けたほうがいいに決まっています。





じゃあ、いっそ正面玄関をビルトインガレージの中に作っちゃえば?
そしたら玄関1つで済むやん。

...という考え方もあるでしょうが、ビルトインガレージの中は無骨な空間。
物もいろいろ置きたいし、お客様を迎えられるようなスペースではないのです。
防犯の意味でも、ビルトインガレージに人を出入りさせたくないという気持ちがあります。
だから、ビルトインガレージ内部の出入口はあくまで「家族用」にしたい。


プラス、

先ほども書いたとおり、「出入口が2つあること」自体に私は大きなメリットを感じました。
一般的な、玄関内部を仕切る方式の家族用玄関は、あくまでもお客様に見える部分をスッキリさせておくのが目的。
それに対し、ドアを2箇所に設ける形の家族用玄関は、家への出入りの動線をよりフレキシブルにしてくれるというメリットが上乗せされるのです。


20170408000625.jpg


そしてコストの面でも、最初思ったほど贅沢ではないような気がしてきました。


だって、荷物の搬入とかゴミ出しを楽にするために勝手口を作るお宅はたくさんありますもんね。
限定ALIVIOがやろうとしていることも、それと大差はありません。
ただ、その場所がキッチン周辺ではなく、ガレージ内部だというだけ。
目的もゴミ出しとかじゃなく、家族のメイン出入口だというだけ。
勝手口みたいなものだけど、出入りの頻度が極めて高いから、ちゃんとした下駄箱をつけたというだけ。

そんなふうに考えれば、とても理に適っているし、なにも贅沢じゃないんじゃないかと思うようになりました。



うん、いいじゃないか、家族用玄関。
採用!






つづく




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【OOSHITA's BLOG】




ここ数ヶ月、更新が滞りがちでスミマセン。
我ながら、記事の質も落ちてるなぁと反省しています。

言い訳するならば、公私ともに忙しいことのほかに、やはりモチベーションの源を見つける難しさもあります。竣工から1年ですからね。 
どんだけ書いたって、森田さん、何もおごってくれないし(笑)


それでもなるべく継続はしていくべく、今後は記事を短めに切って上げようかな〜と考えています。


家ブログって、その気になれば書くネタはいくらでもあるんですよね。いくらでも。
それだけに、何をどこまで書くかが難しいですし、ちゃんとした締めくくり方も難しいです。
竣工に合わせて完結できなかった私は、未だに終わり方が掴めません。


でもとにかく、
せっかくここまで来たブログ、一応きちんとした形で終われるように、新年度もなんとか頑張っていきたいと思います!



できる範囲で。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



では、話題をわが家に戻して、



今回からは、正面玄関の形がどうやって決まっていったかを思い出していきます。





子供の頃の私にとって、玄関とは「靴を履いたり脱いだりする場所」でした。
それ以上の意味はありませんでした。



大人になっても、アパート住まいの間は、同じような感覚でした。
アパートの玄関は、まさに「脱靴所」として使うのが精一杯の狭いスペース。
下駄箱の上に絵や写真を置いてみたりはしたものの、それ以上の価値ある空間は望むべくもなかったのです。



でも、
いざ一軒家を作ろうということになると、意識は変わりました。



自分の住処と外の世界とを分けるゲート。

帰宅できたことを実感する場所。

お客様を迎える「家の顔」。


部屋まで入らないお客様にとっては、玄関という空間=その家そのものとなります。



靴を履く、脱ぐ、といった行為のためだけにあるのではない。
それ以上の象徴的な意味が、玄関にはある。


そんな当たり前のことに気づいたのは、私の場合、家を作り始めてからでした。




だから玄関も、味気ないものにはしたくない。
玄関ばかりを立派にして見栄を張る気はないけど、それなりに自信を持って「玄関にどうぞ!」と言えるような玄関にしたい。


そう思うようになりました。



20170401223615.jpg



ですから、自分が建てる限定ALIVIOの図面を見るに当たっても、玄関は興味のあるポイントの一つとなったわけですが、



限定ALIVIOの玄関。

これが、ちょっと変わった作りでした。



玄関が、



2つあるのです。






つづく





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