"ALIVIO" 〜 地元工務店で本気の家づくり〜

岐阜で暮らす共働き3人家族のマイホームづくり

2016年07月




【OOSHITA's BLOG】




リアルタイム記事です。




今日は森住建の藤代本社で行われた「お客様感謝祭」に行ってきました!

昨年は仕事が忙しく参加できなかったので、今回が初参加。
藤代本社にお邪魔したのも初めてです。



会場に着くなり社長さんがみえたので、まずはご挨拶。


エナジー溢れる社長さんの迫力にいつも息子は固まってしまっていたのですが、心なしか最近は少しずつ慣れてきたように思います。
これも、会うたびにいつも子どもをツンツンとつっつきながら話しかけてくださる、社長さんのお心遣いの積み重ねかな。

今日はスタンプラリー(スタンプ6個でコンプリート)の紙を社長さんに差し出して、無事にスタンプを押していただくことができました。



社長さんと話していると、こちらに気づいた桐山さんが、別のスタンプを持って駆け寄って来てくれました。
これで早くも2個目ゲット!
それを見ていた社長さんの
「スタンプの方から寄っていっちゃイカンやないか!」
というツッコミが的確で笑いました。



その後も大角さんがスタンプを持っているのを見つけて押してもらい、


その横にいる森田さんがスタンプを持たせてもらっていないのを見つけてイジり、


見慣れない田中さんのエプロン姿を冷やかし...




これまでブログを書いてきたおかげか、いつの間にかかなり多くの社員さんと面識ができたので、会場にいるだけでけっこう色んな人と話ができ、楽しく過ごせました。
こういうのは、地域とのつながりを大事にする工務店ならではかなぁと。


ちなみに森田さんは、昔私が勝手に記事に書いた
「イベント中に森田さんに話しかけた人にはうまい棒をプレゼント」
というルールを律儀に守り、懐にうまい棒を忍ばせてかき氷を売ってました(笑)


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そして今日は、社員さんだけでなく、他の施主さんともお話をすることができました。


社員さんとはよく絡む部類に入る(絡みすぎて迷惑をかけている)私たちですが、施主同士の直接の交流は初めて。
全員が初対面で少々緊張しましたが、皆さん落ち着いた良い方ばかりでした。


何十人も(もっとかな)集まっていたOBさんたちの中から、それぞれ小さな子供を育てているという点と、家づくりのパートナーに森住建を選んだという点、そしてもう一つの個人的な共通点で繋がった4家族。
お話しできて嬉しかったです。
来月の我が家の引渡し前にも見学イベントをやるそうですから、よろしければまた流しそうめん食べにお越しください。
今度はちょっと遅い時間まで会場を開けて、照明とかも見ていただけるようにするようです。



昼食後には、猛暑の中 鬼の形相で鉄板焼きそばを作っていた林部長を捕まえ、ちょっとしたプレゼントを。
つまらないものですが喜んでいただけたみたいで、「今度はこちらからサプライズを用意しておきます!」と言っていただけました。
いえいえそんな、お気持ちだけで充分ですよ。

でも「わらしべ長者」読みながら待ってます(笑)




帰り際には「施主さんたちが紙に言葉を書いてつなげていく」という森住建らしい企画に誘っていただきました。
誘ってくれたのは森島さん。
よし、何でも参加しますよ!と一度はOKしたものの、子どもの顔が赤くなってきて熱中症が心配になったため、結局参加を辞退して帰らせていただきました。
ちょっとバタバタして申し訳なかったです。
ちなみに子どもは帰ったら顔色も治り、ケロっとしてました。
ご心配をおかけしてすみませんでした!




と、ほんの2時間程度の滞在の中でしたが、とても楽しく過ごさせていただきました。
来年もぜひ参加したいと思っています。
森住建さん、今日お会いした皆様
今日は本当にありがとうございました。
また来年!



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和室の飾り壁を無くし、収納にするプラン。



実用性アップの代償にデザイン性がダウンしてしまうところでしたが、桐山・田中コンビはちゃんとそこをカバーする案を用意してくれていました。




一つめは、前回の記事で書いた
「吊り戸棚+間接照明」。




そしてもう一つが、今回の記事です。
それは
「畳の周りを木で囲おう」
というアイディアでした。



って、「木で囲う」なんていう表現じゃ、よくわからないですね。
順を追って説明させて下さい。





実は、森住建「おうちLABO」の和室コーナーには、こんな床材が使われているんです。



ヨーロピアンオークに「名栗加工」と呼ばれる加工を施した この板。
手作り感のある独特の凹凸が、凄くカッコいい。 
名栗加工の中でも、スプーンでえぐり取ったような形の凹凸で「スプーンカット」などと言われるようです。



初めて「おうちLABO」に行った時にこれを見て、私は一目で気に入りました。
過去に行った他社(これまたD社です)にも少し似た物があり、私はそれにも惹かれていましたから、森住建でもこういう物を扱っていることを知ってテンションアップ。
できることなら我が家に採用してみたいと、ずっと思っていたのです。



その願いが通じたのか、私たちが建てようとしている限定ALIVIOには、このスプーンカット加工のヨーロピアンオークが初めから組み込まれていました!


それが、ここです。



分かるでしょうか。
玄関の式台(土間と床の間につける台)が、スプーンカットのヨーロピアンオークなのです。
オシャレになりそうでしょ?



でも、これは最初からの仕様ですから、和室の変更とは直接関係ありません。



今回、和室の変更に際して桐山さんたちから新たに提案していただいたのは、

「玄関だけでなく和室にもこのスプーンカットの床材を採用しましょう。
といっても床は当然畳だから、畳の周りをロの字型のコレでぐるりと囲ってしまいましょう」

という案なのです!
「飾り壁」を無くしたなら、「飾り床」で補おうってワケです。



こんな提案は想像していませんでした。
想像するだけで涎が出そう。



ただ、スプーンカットはかなり存在感のある代物。
それだけに、「玄関と全く同じ板を和室にまで使うと、ちょっとクドくなるんじゃないかな?」という懸念もありました。

で、D社で使っていた黒い床(スプーンカットだが、森住建で見たものとはイメージがかなり違う)の写真をチラつかせ、「私はこんなのも好きですよ」アピールをしたりして(笑)




ですがとりあえず、玄関と同じスプーンカットのヨーロピアンオーク材を和室にも使うことで、この日は仮決定。
最終的にどういう物にするのかは、またじっくり考えて詰めていくことになりました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここ最近の記事で書いてきた、レッドシダー、アクリル照明、そしてスプーンカットの床。
これらはいずれも過去に見に行った会社で印象に残っていた物でした。
でも同時に、「カッコいいけど贅沢だから、コスト的に難しいだろうな」と思って諦めていた物でもありました。
それゆえに、こちらから積極的に「コレを使いたい」とは言っていなかった物ばかり。



ところが、
偶然か必然か、限定ALIVIOにはレッドシダー天井やスプーンカットの式台が初めから組み込まれており、私たちが限定ALIVIOを気にいる理由の一つとなりました。

そして更に、
今回の変更でアクリル照明が登場、レッドシダーとスプーンカットも増設され、ますます私たち好みのデザインに!

同時に、
嫁の強い希望だった「収納の増加」も実現しました!



もちろん、その分オプション代金がかからなかったわけではありません。
でも、仕様変更で逆に安くなった部分はちゃんと引いてくれていますし、ALIVIO初のモデルハウスだからということで充分に頑張っていただいたのも事実。
なにより自分たちの家を自分たちが好きになるためのちょっとした投資として、気持ちよく採用できる提案ばかりでした。




何度も書いている通り、限定ALIVIOは基本的には規格住宅。
でも、私たちは「自分たち好みの注文住宅を建てた」という気分でいます。


好みは本当に人それぞれですが、粘りに粘って20社も回った末に、私たちの好みを具現化したようなプラン(限定ALIVIO)と出会えた幸運。
それプラス、森住建と私たちが協力してより良い物を作ろうと知恵を出し合い、尊重しあい、歩み寄ったこと。
(歩み寄ったのは、主に森住建のほうかもしれませんが 笑)


おかげでプランはますます私たち好みの方向に傾いていき、満足度は上がっていくばかり。
毎週末の打ち合わせが楽しくて仕方のない時期でした。





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昨日はモレラ岐阜HUNT内の「キッチンリフォーム森住建」に家族で行ってきました。


バンド演奏や子供縁日、そして餅まき、菓子まきといったイベントがあって、かき氷なども100円。
我が家は餅まきに照準を合わせ気合十分で臨んだ結果、社長さんがドン引きするくらいの大漁でした(笑)
帰りに嫁さんの実家にお裾分けしても、まだたっぷり。
しばらくは飢えずに済みそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


引き続き、森住建側からの提案について話を進めます。
今回は和室のデザイン面を。



先週の記事と話が重複してしまいますが、我が家の和室にはもともと大きな収納がなく、その代わりデザイン面で映える飾り壁がありました。



私はこれを気に入っていました。


かつて気になっていたI社のモデルハウス、しかしその中でどうしても受け入れられなかった和室の雰囲気。

あの妙にポップな和室とは違い、この桐山&田中デザインの和室パースは、黒を基調としたスタイリッシュなもの。
モダンではあるけど、しっかりと和のカッコよさがある、そんな和室になりそうでした。


そして、そのカッコよさを演出するために大きな役割を果たしているのが、この飾り壁だったのです。



でも、

住んでからの生活をリアルに考えると、和室で寝ることも多くなりそう。特に子供が小さいうちは。 お客さんも泊まるだろうし...
となるとやはり、布団を収納できる押入れが和室内に欲しい。

それが嫁の意見でした。
うん、ごもっとも。



しかし一方で、
森住建としてはスタイリッシュな和室が作りたいはずだし、私もカッコいい和室にしたい。
だから、飾り壁も半分残して、あとの半分を押入れにしてもらってはどうか。

それが私たちの考えでした。
前回までの打ち合わせの中でも、そんな話をちょこちょこと口に出していました。



その結果。
今回、桐山さんの口から


「飾り壁の部分を、全面、吊押入にしましょう」



おっと!

ちょっと収納収納言い過ぎたかな?
飾り壁自体はカッコいいから、半分は残して、あとの半分を押入れにしてくれればいいんだけど...
そうしないと、せっかくスタイリッシュだった和室が、面白みのない和室になっちゃいそう。



そう思いましたが、桐山さん曰く
「せっかくだから、収納はたっぷり作りましょう。
デザイン面は、他の部分でカバーします」
とのこと。



まあね、飾り壁を半分残せばカッコよさも半分残るって訳ではないですよね。
それは分かります。


では、その「他の部分でカバーする」って何?







ひとつ目は、間接照明。

吊押入の下に照明を埋め込んで、下から照らそうというわけです。

その狙いは、間接照明の柔らかい光で大人っぽい雰囲気を出すことと、部屋を広く見せること。
吊押入の下の空間を光らせることで、床の広さが強調され、部屋自体が広く見えるんですね。


でも、吊押入の下に穴を掘って照明を埋め込んだりしたら、埃が溜まって仕方がないのでは?
しかも超掃除しにくいだろうし...


と思いましたが、そこは寝室同様、アクリルプレートをかぶせて床とフラットにすることでクリアするとのことでした。
なるほどね。




この間接照明は、全面吊押入れにするならばぜひとも取り入れたいと思いました。



そしてふたつ目のデザインポイントは、

長くなるので次の記事で!



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寝室の壁について、提案は続きます。



桐山
「東側の壁、ベッドの頭がくる辺りに、アクリルを使用した照明を入れましょう。
その上をアクセントクロスにして下から照らす形にすれば、いい雰囲気が出ると思います」




その提案を聞いたとき、呼び起こされた記憶がありました。


かつてD社のモデルハウスにお邪魔した時に見た、こんな感じの照明。



大きなニッチに乳白色のアクリルを敷いて、上向きに照らすものです。
いかにもモデルハウスだなぁと思いながらも、こういう照明の使い方もおしゃれでいいと思い、印象に残っていたんですね。



森住建さんからの提案を形にすると、おそらくこれに近い感じになりそう。
照明の厚みのぶんだけ部屋が狭くなるというデメリットは呑まなければなりませんが、雰囲気は格段に良くなりそうです。



私の場合、「間接照明」と聞くと、天井や足下など、普段の生活では触らない高いところや低いところを照らすものだというイメージがありました。
しかしこの案は、ちょうど胸くらいの高さに設置する照明。
なんなら、いちばん見やすく触りやすいくらいの高さです。


でもそこに半透明のアクリルを敷くことで、光源を隠すとともに程よく光を拡散させ、「間接」感を出します。
上の写真のようにアクリルの上に飾りを置けば、そこでまた影の演出ができたりしそう。
また、見にくくも触りにくくもない位置にあるから、間接照明の問題点「掃除のしにくさ」もありません。

20160722234250.jpg


ちなみに我が家には飾り用のニッチを作る予定がありませんでした。
しかし、この照明がニッチっぽい感じになり、インテリアにひと味加えてくれそう。



あとは、この照明で照らすアクセントクロスをどんな物にするか?
その選択で、部屋のイメージが全く変わりそうですよね。

ですからよく考えて決めることにして、ゆっくり色々と妄想しながら、検討していくことになりました。


(つづく)

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前回からの続きです。



収納スペースの増加に続く提案は、主寝室をちょっとオシャレにする計画について。



予算にしっかり限りがある私たちは、2階部分については極力お金がかからないようにしようと思っていました。


限定ALIVIOの初期プランもまさにそんな感じで、色々頑張ってる1階に比べて、2階は極めてシンプル。
自分たちしか使わない2階部分のグレードアップに予算を注ぎ込むのではなく、どうせなら家に招いたお客様の目に入る1階部分に力を入れよう、というわけです。


そんなところも考え方が合ってるなぁと思っていたのですが、
しかし1階に凝れば凝るほど、2階に若干の寂しさを感じてしまうのも事実でした。



せっかくの新居、しかもモデルハウスにするのに、2階にちょっと愛想が無いなぁ。
まぁそれはしょうがないんだけど、1階とのギャップが大きすぎるような気もする...。



そこで思いつきました。
そうだ、こんな時はアクセントクロスだ!


壁の一面をアクセントクロスにするだけで、かなり大きく雰囲気が変わります。
うまくやれば、オシャレ感倍増です。
今のアパートの部屋でさえ、そう感じますからね。
そんなにお金もかからないし。




...と、頭の隅で考えてはいたものの、まだ口には出していなかった私。
しかしここで、桐山さんのほうから提案が出されました。
2階寝室を少しステキにする提案です。





桐山
「寝室の壁際に、テレビを置けるように台を作ります。
そして、そこの壁にはレッドシダーを貼ることを考えています」 





マジすか!


何を隠そう、レッドシダーは私の好物なんです。


かつてX工務店に惹かれたきっかけは、施工例にあったレッドシダーの天井でした。
その後も色んな会社の施工例でレッドシダーを見てはテンションが上がり、「レッドシダー」をキーワードにWeb検索したことも何度もあります。


この限定ALIVIOでも、1階の玄関部分などにレッドシダー天井が採用されることが最初から決まっていました。
実はこれ、私が限定ALIVIOのデザイン面に惹かれた要因の一つだったんです。
だってカッコいいから。




たぶん、桐山さんは前回までの打ち合わせ中に、レッドシダー天井への私の食いつき具合を見てたんでしょうね。
で、寝室の方でも壁にレッドシダーを使えるよう、考えてくれたのです。
1階と2階で同じ素材をアクセントに使うことで、空間の統一感も出ますよね。



そんなわけで、寝室の壁(西側)にレッドシダーを貼るという提案には、一も二もなく賛成。 

ではその反対側、東側の壁はどうするのかというと...?



(つづく)


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インテリアコーディネーターの田中さんに加わっていただき、仮契約後初の打ち合わせがスタートしました!



打ち合わせの最初には先ず、私たちが考えてきた要望を伝えるのがいつものパターン。
ちなみにこの日持ってきた主な要望・相談は、



・和室で使う布団は和室の外の押入れに入れることになっていたが、やっぱり和室内に入れておきたい。
だから、和室西面(飾り壁になっている)の半分を、布団が入るサイズの押入れに変えてほしい。 



・玄関ドアに、オプションでタッチキー機能を付けようかなと悩み中。



・ウォークインクローゼットの棚や脱衣室にある造作棚等は、こちらの要望に合わせて作ってほしい。



・暫定設計図の脱衣室をよく見ると
[風呂ー洗濯機ー造作棚]
と並んでいるが、使い勝手を考えて、洗濯機と造作棚を逆にしてほしい。




などなど。



そんな細々とした要望を持ってきた私たちですが、この日はなぜか、森住建が先攻プレゼンする流れとなりました。
オッケーオッケー、まずは聞きましょう。
その上で、こちらの要望は後でバシッと言わせてもらいますよ。




桐山
「初のALIVIOモデルハウスがいよいよ現実になるわけですので、私たちも改めてプランを見直して、新たに付け加えたいことをいくつかご提案させていただきます。

まずは、奥様のご要望について検討したんですが...」



おっ、つまり収納を増やせるかって話?
どうなった?



「田中とも相談して、収納を大幅に増やすことにしました」



はい、来た!
嫁がしつこく収納収納と言ってきたのが実を結びました!




新しい図面を見せてもらいながら説明を聞くと、収納関係の変更は以下の通り。



① 東西に細長い土地の形に合わせ、家全体も少しだけ東西に細長く変形する。
これにより、南隣との間隔が確保できる上に、納戸、ウォークインクローゼットなどがやや広くなる。

収納スペース以外にも、バルコニー、脱衣室、中庭などが広がる。



② 和室西面の飾り壁を、吊押入に変更。半分じゃなく、一面。
これによって、布団も和室内で楽々収納できるようになる。

そのぶん和室が少し狭くなるが、それは機能性を優先するということで仕方なし。
また、飾り壁が無くなることでデザイン面の面白みが失われてしまわないよう、別の部分で対策をとる。



③ 鉄骨階段から普通の階段に変更したので、階段下は掃除機などを収納できるスペースにする。



④ 隣家との位置関係を考えると、当初LDK南面に予定していた掃き出し窓は、東面に持っていくほうが良い。
そうすると、もともと東面にあった勝手口はあまり意味がなくなるので、いっそ勝手口を無くし、その分パントリーを広げてはどうか。



⑤ 階段は直線にしようと考えていたが、奥様が高所恐怖症だということ、お子様が小さいことを考えると、階段の上の部分をL字型に曲げたほうが良い。

そうすると階段の上にちょっとしたスペースが生まれるので、そこに壁付けの棚とカウンターを作る。
更にその横に可動棚を作って、バルコニーで使うハンガーの類や洗濯物などを置けるようにする。



⑥ ウォークインクローゼットや納戸、造作棚の棚板数などは、もちろん相談に応じる。




収納に関しての提案はこんな感じ。
「大幅に増やす」という言葉通り、大幅に増えてました(笑)


もちろん、嫁はご満悦。
こちらが考えていたよりもずっと多くの収納スペースを作ってもらえて、NOを言うわけがありません。

収納量の増加というだけでなく、棚や収納が適所に増えたのが良いですね。
バルコニー横の収納なんかは、私には全く思いつきませんでしたが、嫁は大喜びでした。
このあたりは田中さんのアイディアなのかもしれませんね。
まさに女性目線、痒いところに手が届いてます。



私がスゴイなと思ったのは、ただ無理矢理に空間を削って収納にするのではなく、他の部分の改善と連動させて収納スペースを確保していること。
パントリーにせよ、階段上にせよ、収納スペースを作り出すために他を犠牲にしたりはせずに、採光や安全面をよりよく改善しながら収納スペースも創出していました。
しかも家全体のゾーニングはキープしたまま、です。

プロの頭。
その一端を見せていただいた気がしました。


〈つづく〉




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前回からの流れで、ブログを書こうと思った経緯について記事を作ってみました。




が、



最終回みたいになっちゃったのでやめました(笑)



そろそろ完結の仕方も意識するこの頃ですが、さすがに仮契約の話の途中でブツッと終わりたくはないですからね。
もうしばらく頑張るので、時間に余裕のある方はお付き合いいただきたいと思います。

ブログを書くようになった経緯の記事は、本当の最終回のときにでも回します。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


では、仮契約の日の話を。




昨年7月末でした。
仮契約金と印鑑、そして愛用のペンを持って、私たちは森住建へ乗り込みました。



いつも通り出迎えていただいて、「おうちLABO」の中へ。



「いつも通り」と書きましたが、実は大きく違うことが一つありました。 

それは森田さんがソワソワしながら仮契約の書類を持っていることではなく(笑)、
いつもの森田・桐山コンビに加えて、長身森田さんの半分くらいに見える小柄な若い女性が同席していたことです。


うん、何回か見かけたことあるぞ。
HPとかパンフレットにもよく載ってる人だ!


「インテリアコーディネーターの田中です」


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さすが桐山課長、私が美人に弱いのを見抜いて担当をこの人にしたのか?


と思いましたがそんなテキトーな事情ではありませんでした。
というのも、桐山さんの言葉を借りれば、この田中さんは「ALIVIOの生みの母」。
私が憧れた「あの家」も、これから作ろうとしている限定ALIVIOも、この人なしでは存在しなかったとのこと。


そんな母なる田中さんが、これからは打ち合わせに加わり、私たちの好みに合わせて細部を作り上げてくれるのです。
いいですね!役者が揃ってきたっていう感じです。

20160715211402.jpg


そんな田中さんを含めたメンバーで、気持ちも新たに打ち合わせ開始!



...と同時に、森田さん
「まずは仮契約書のほうを...」


OKOK、分かってますよ森田さん!
ちゃんとサインしますから、そんな急がなくても(笑) 



1週間前にいただいた仮契約書の内容には、じっくり目を通してありました。
もちろん何の問題も無かったので、仮契約はすんなりと完了。

とはいえ、やはりそれまでの工務店選びの長い道のりを思うと、印を押すときには感慨深いものがありました。




こうして、いよいよ新メンバーでの打ち合わせがスタート!

その初回で、いきなり数々の提案に驚かされることになります。



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今日明日は、森住建の完成見学会があります。
また遊びにいこうかな。

我が家も残り1ヶ月半で引き渡し。
そろそろ引っ越しに向けた準備を始めなければ...



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



さて、

仮契約を結ぶ前のこと。



桐山さんにいただいた暫定の図面や仕様を見ながら、色々考えました。



階段の変更で図に乗った私たちは
「階段以外の要望も、言うなら今だ!」
と思っていたので、森住建を含む各社の資料や施工例をここぞとばかりに再チェック。
収納スペースにうるさい嫁は特に本気モードです。
少しでも収納を増やしてから仮契約すべく、あれこれ考え込みました。


※ もちろん、仮契約後でも要望は聞いてもらえます。
私たちは「仮契約」の響きに呑まれて、「仮契約後はこちらの変更要望が通りにくくなるんじゃないか」と勝手に考え、勝手に急いでいただけです。


20160709231353.jpg


そもそも、当初の話では「限定ALIVIOは設計の変更がきかない」ということでした。
しかしそう言いながらも、私たちの事情に合わせて階段を変更してくれるなど、森住建側が頭の柔らかいところを見せてくれました。
これは大きかったです!
完全自由設計ではないにせよ、結局は私たちの要望や土地の形などをしっかり考えた家にしてもらえそうでした。
(実際にそうなりました)


もっとも、あれこれ変更が利いたのは、限定ALIVIO構想が立ち上がった直後の客だったからこそなのかも?
まだプランが固まりきっておらず、前例もなく、きっと足枷が少ない時だったんですね。
その意味でも、私たちはラッキーだったと思います。




なんて、何か大きな変更要望を出したみたいな言い方をしましたが、私も嫁も、基本的な間取りに関しては、特に変えてほしいとは思っていませんでした。


というのも、

・ほどほどに広いLDK
・水回りが固めてあり、家事動線が良いこと

などの誰でも求めそうな要望に加え

・納戸やパントリーがあること
・対面式のキッチン
・トイレは1つでいい

など、人によって考え方が分かれそうなポイントも、私たちの希望と限定ALIVIOのプランはぴったりと一致! 

これはお互いにとってラッキーだったなぁと思います。
このあたりが大きくズレていたら、私たちは最初から限定ALIVIOを考えなかったかもしれませんから。


20160709232040.jpg



では、私たちの要望って何?

それは



「収納を増やしたい」



これに尽きます 笑w




もともと持ち物が多い上に、これから子供の物がどんどん増えていきそうな我が家には、平均以上の収納スペースが欲しい。
和室や階段下にはすでに収納スペースを増やしてもらったけど、ウォークインクローゼット内の棚や玄関収納の棚数を増やして、更に収納を充実させたい。

嫁には、そんな強い思いがあったようです。




収納以外では、
「コレとコレの配置を逆にしたい」
とか
「玄関ドアをタッチキーにしたい」
とか、そんな細かいこともいくつかあったかな。
考えるのはタダなので、妄想はいくらでも膨らみますよね。

20160709232808.jpg


そうやって自分たちの家についてアイディアを出し合うのは、本当に楽しい作業でした。
費用やスペースにはもちろん制約がありますが、私たちはど素人ですから、考え放題、言い放題です。

とはいえ、あんまり思いつきで喋りまくって迷惑かけちゃいけないから、一応、夫婦揃って「それは良いね」と思えるようなアイディアだけを選んで打ち合わせで言ってみることにしよう。
無理なもの、デメリットのあるものは、きっと桐山さんがダメ出ししてくれるから。



そんな気持ちで、自分たちなりに考えた案をいつものように書き留め、仮契約に備えている中で、
ふと思ったのです。




ブログを書こう。





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昨日は、森住建の某社員さんに誘っていただいて、一緒に飲みに行きました。



お店は、大垣市の焼き鳥屋「三代目」
前をよく通るので存在は知ってましたが、行ったのは初めて。
うまかったな〜、焼き鳥!
平日なのに賑わってました。
若い女主人さんは、すごく感じのいい方だったし。美人だし 笑


新居からはちょっと遠いので、できれば引っ越す前にもう一回行きたいなと思っています。


某社員さんと話すのも面白かった!
ナルホドと思うような話も色々聞けたし、こちらの色々な話も聞いてもらえたし。

話は途切れないまま、気がつけば開店から閉店まで5時間半、ノンストップでしゃべり倒してました。
濃ゆ〜い時間、楽しい夜でした!



さて、

前回の続きで、今日はプリンタ置き場の話をしようと思って書き始めたのですが...

書けないことに気づきました。



やはり物事には順序があって、まずパソコンの置き場所の説明をしてからプリンタに行かないと、話がおかしくなるんですね。
そして、パソコン置き場の話をするには、その前にアレとコレを説明して...



というわけで、まずは桐山さんから仮契約前に提案されていたプランを、簡単に羅列してご紹介することにしました。
その上で、一つ一つの詳しいことは、後日ゆっくりと書いていきたいと思います。


あ、モデルハウスとして公開中の我が家ですが、全体の間取図はネットには載せません。
せいぜい、説明のために室内の図を載せる程度にします。
そのせいで間取はイメージしにくいと思いますが、そこは堪忍!

20160706230358.jpg


まずは1階。



《玄関》
お客様用と家族用、2つの玄関を作る。
家族用はビルトインガレージから直接出入りできるようにし、玄関収納を作る。
お客様用はちょっとこだわって、カッコ良く。


《和室》
両玄関の間に和室。
黒をベースに、シックな感じ。


《中庭》
玄関からLDKに至る通路の横に、ちょっとした中庭を作る。
狭いけどウッドデッキを設置し、ウッドルーバーで目隠し。
天井はレッドシダーの板張りで、玄関〜中庭〜リビングの一部まで貫通。


《LDK》
間接照明多め。
壁は白いダイアトーマスの塗り壁、フロアはウォールナット色(非無垢材)
南側に掃き出し窓、その外にウッドデッキ。

20160706230423.jpg

キッチンはGRAFTEKTのヴェンゲ×アルコーズで、同ブランドの吊り戸棚も付く。
コンロはIH。
キッチンとダイニングテーブルはフラットに繋がった一体型。
ダイニングのそばに、いずれ子供が勉強に使うような、壁付けの小さな机を付ける予定。


《パントリー》
キッチン横にパントリー。


《勝手口》
パントリー横に勝手口。


《トイレ》
やや広め(長め)のトイレ空間


《洗面室》
トイレの隣に洗面室。
脱衣室とは分ける。


《脱衣室》
洗面室からドアを隔てて脱衣室。
室内に洗濯機を置き、その横に造作の棚を作ってもらう。


《バスルーム》
TOTOのユニットバス、サザナ1616。
色等は未定。




続いて階段と2階を。

20160706230612.jpg


《階段》
直線の階段。
階段上に窓があり、光に向かって上る感じ。
階段下は収納に。


《主寝室》
小ぢんまりした主寝室ながら、奥には嫁が熱望したウォークインクローゼット。


《子供部屋》
とりあえず、1つの広い部屋に出入口2つ。
そのまま使うか、最初から壁をつけて2つに分けるか、それとも将来的に分けるのかは、私たち次第。

20160706231152.jpg



当初のプランは、簡単に並べるとこんな感じです。

間取図も写真も無しで羅列されても...だと思いますが、まぁ具体的な話は追い追い。



それにしても、当初のプランを改めて見てみると

「こんなところに物置があったんや!」
「そういえば、最初はこっちが窓だったんやな〜」

みたいな驚きがあって面白いですね。


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仮契約をすることに合意した後、引き続きの打ち合わせ。

話題は「持ち込み家具」の話になりました。



今アパートで使っている家具・大型家電の中で、新居に持っていくものは

・本棚
・冷蔵庫
・洗濯機
・テレビ、HDDレコーダ
・ノートPC、プリンタ

などなど。


限定ALIVIOなので、ダイニングテーブルやチェアはGRAFTEKT(グラフテクト)になりますし、ローテーブルやソファは良いものを持っていないので、新居に合うものを購入することにしました。


GRAFTEKTの吊り戸棚や食器入れがつくので、食器棚も不要となります。
でも今使っている食器棚はもったいないので、納戸に置いて、物の整理用に使おうかなと。


あとベッドを持っていないので、これも購入です。
(ちょうど今日、H家具まで見に行ってきました)


冷蔵庫のように壁付けで使う家具・家電については、なるべくスペースの無駄をなくし、収まりの良いようにしたいですよね。
そういった間取りの調整ができるのも、注文住宅の良いところ。


ただ、限定ALIVIOは間取り設計済みなので、基本、変更が利かないんです。
だからウチの持ち込み家具に合わせた調整なんてしてもらえないかも...


なんて思ったりもしましたが、結論から言うと、しっかり柔軟に調整していただけました。
よかった!


20160703212817.jpg


かつてD社さんを訪れた際、

「施主さんの家にお邪魔し、持ち込む荷物(家具に限らず)を事前に全部見せてもらって、寸法を測る。
そして、それに合わせて収納スペースを作る」

という話を聞きました。
そこまで至れり尽くせりでやってもらう必要があるのか?
とは思いつつ、持ち物を新居に収まり良く配置するために、大きな持ち込み家具の種類やサイズを伝えておくことは確かに大事だなぁと。



ですから、ちょうどこの打ち合わせの前日に、私は持ち込む家具のサイズを測り、写真の横にそのサイズを書き込んだカードを作りました。
そのカードはもちろん打ち合わせに持ってきていましたから、ちょうどよかったとばかりに桐山さんに提出。
これらの大きさや色味を頭に入れてもらった上で、細部の調整をしていただけることになりました。

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しかし、桐山さんはカードのうちの1枚(本棚のやつでした)を手に取り、真剣な顔で何やら考え込んでいます。


どうしたんだろう?
やっぱ、本棚がかなりデカイから、納戸に置くのは難しいのか?
それとも、こんなマンガだらけの安物の本棚を限定ALIVIOに持ち込まれること自体、設計者として不快なのか?



ピリッとした空気が流れる中、
ようやく桐山さんが顔を上げ、口を開きました。




桐山
「MONSTER、面白いですよね!」


...はい?


「自分もハマりました!」


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どうやら桐山さんが超真剣に見ていたのは、本棚のサイズじゃなく、写真にちいさく写り込んだ本の背表紙だった模様。 


桐山さんがマンガを読むイメージがなかったので、私はてっきり
「OOSHITAさん、もういい歳なんだから、マンガは処分しましょう」
とかいって叱られるのかと思いました。
でも実は桐山さんも結構好きらしい。
新しい一面を発見です。


ちなみに桐山さんが最近ハマったのは「キングダム」だそうです。 



私は「中間管理録トネガワ」ですけどね。笑 




20160703213113.jpg


脱線しました。



とにかく、
私たちは持ち込み家具の種類やサイズを事前に伝え、これに合わせて限定ALIVIOの間取りを微調整してもらうことに成功。
これによって「うまく納まらないかも」という不安が無くなりました。



また、パソコンやプリンタのことも設計さんに伝えておくことで、これらの置き場に関するプラスαの提案にも繋がっていったのですが、

そこまで書くと長くなりますので、その話はまた後日!

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